まもなくキャリア10年の現役塾講師が教えます

20160116

塾を選ぶ際の基準の1つとして、「口コミ」というものがあります。「○○さんところの子どもが成績上がったらしいよ」とか「なになに塾の先生はいいらしいよ」なんていうものです。確かに、まあ口コミはないよりもあった方がいいかもしれません。

でも、所詮その程度です。

われわれの仕事は、いつも同じようなことが求められる製造業ではありません。ひとりとして同じ性格を持たない子どもたちと、また千差万別の考え方を持つ保護者の方々と一緒に、その時々の状況に応じて最善を尽くすこと。これが僕らの業界がやるべき仕事なのです。

要するに、いい関係性になるかどうかはわれわれ含めた三者の関係性がつくり出すものであって、他の人が構築した関係性と全く同じものを作ろうというのはナンセンスな話で、結局口コミなんて、その程度のものなのです。

じぶんの目で見て、肌で感じて見極める

例えば、何十万もするような家具を買うとき、何百万の車を買うとき。あなたは口コミだけで決めますか?口コミを気にしながらも、実際に目で見て、肌触りを確かめて、試乗して決めますよね?

学習塾も同じことです。例えば一年間の費用で言えば以下の通り。

  • 仮に月謝15,000円×12か月=180,000円
  • 春期講習、夏期講習、冬期講習=100,000円
  • 入塾金、教材費、施設費など=30,000円

正直かなり安めに見積もった金額でさえ、年間30万くらいはかかるのです。3年間通わせるとして・・・。とまあこの辺にしておきますが。

自分の感覚で「講師の空気感」を判断する

あのパン屋さんがおいしいとか、そのレベルなら別にいいのです。口コミに踊らされて買ってみてください。口コミ通りおいしいことの方が多いでしょう。

でも、塾はそうはいかないのです。絶対的に相性というものが存在する以上、この部分の確認をおろそかにすると必ず痛い目にあいます。

とはいえ、たかだか数回の体験授業や面談でその講師の本質は分かりません。でも、にじみ出る空気感、これだけは隠せないのです。その部分を自分の感覚で感じ取って、判断材料の1つにしてほしいなと感じます。

「信頼関係」こそが最も大切

施設がいいとか、教え方がうまいとか、歴史があるとか口コミがどうとか、そういうのじゃないんです。 「信頼できる相手なのかどうか」それが全てです。僕は、その期待を裏切らずに誠意を尽くすのみ。で、相手も「信頼してよかった」と感じてもらえる。リットは、そんな空間にしたいのです。